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金の調整期はまだ続きそう


お久しぶりです。約1年ぶりの更新。金の見通しは以前と全く変わらず、中期は弱気で長期は強気。今回は前回記事の続きと思ってください。さて、現在の金価格の動きを見る限り、底打ちにはほど遠く典型的な売り相場の真っただ中だと感じます。金価格が上がりそうなニュースが流れても上がれば売られるというのはその特徴でもあります。以下は今後考えられるシミュレーションの一例です。
(ブログの掲載チャートはクリックで拡大できます)














上記均衡表では1300ドル前後に雲の壁が存在し、5月にこの壁を突破できるかどうかが一つの分岐点でしたが、結果は下に向かいました。その結果、現在の波動は下落トレンドの中で発生した1200~1400ドルレンジの中段保ち合い期と考えられます。おそらく次のターゲットはレンジ下限の1185~1200ドル付近になる見通し。達成すれば小反発する見通しですが、1300ドルを超えることなく1000~1100ドルレンジに向かうと思います。底打ちは2014年後半~2015年前半が候補。







仮に2014年中、何らかの突発的な上昇で1400ドルを超えた場合、月足基準線の1489ドル、もしくは雲の上限1600ドルまで上がるかもしれない。ただ、2014年中の急上昇は大きな売り圧力にさらされている中での上昇のため、その高値は二番天井となり、再び1200ドル付近まで下がる可能性が高いと思う。一方、このまま下げてゆくのであれば向こう1年の間に大底を形成し、2016年1月前後で雲のねじれに位置する1442ドル前後を通過する可能性があります。あくまで理想で描いたシミュレーションですが、2015年は金復活の年だと期待しています。以下は月足チャート。







NGM-2014-5-30.png








以下は東京金日足とNY金日足のチャート。長期波動のサイクルを見ると、東京は200日移動平均線、NYが150日移動平均線が振動の中心線となります。したがって、中心線のベクトルが上向きかつ価格が中心線より上で飛び跳ねているなら上昇トレンド、ベクトルが下向きかつ価格が下で飛んでいるなら下降トレンドとなります







NGD-2014-5-30.png






TGD-2014-5-30.png








上記チャートで波動中心線の視点から見ると、2013年は売り相場。そして2014年2月にようやく価格が移動平均線の上方に抜けています。ここで上昇トレンドに変化をするならば移動平均線が上方に向きを変え、移動平均線を上抜けした後の初押しが移動平均線までとなるはずです。つまり、今度は移動平均線が支持線となるわけです(売り相場の時は上値抵抗線) 4月、5月と価格はこの移動平均線上で何とかふんばっていました。ただ、通常、売りから買い相場に変化する時の初押しは移動平均線にコツンと当たれば急反発してそのまま急上昇してゆくことがほとんどです。今回の場合は、跳ねる力もなく二か月にわたり移動平均線上で何とか踏ん張っていたという印象。次第に移動平均線が横ばいから下降に向かっている様が見て取れると思います。同じ価格帯で踏ん張りすぎた結果、相場エネルギーが蓄積され今回の暴落という形につながったのではないかと思われます。







国内金価格はNYと違い高値もちあいを継続中。しかし、変化の兆しが見えます。以下は月足チャート。東京金は1999年に底打ちし2001年に均衡表の雲上限を突破。以降、13年間1度も月末終値で雲上限(上昇トレンドを支える強力な支持線)を下回っていません。ところが本日5月30日に雲の上限4125円をわずか下回る4113円で終わりました。ここで反発する可能性はありますが、私見では、現状、雲の中でしばらくもがく確率のほうが高いとみています。下へ向かうなら雲下限の3429円前後が下値の候補に。







TGM-2015-5-30.png








ダウ・ゴールドレシオから見た金価格



100年におよぶレシオの波動はブロードニング・フォーメーションのパターン。この波動が継続するのであれば、今後レシオは2020年以降、0~1の水準に向けて動くと思われる。現在は戻り反発の調整期であり13.3 長期波動を見る限りでは、金価格が5000ドルや8000ドルといった高値圏は十分に射程圏内だと思う。







DGR-2014-5-30.png








金利を上げれば金価格が下がるというのは幻想であり、1980年の金急騰は直近数年間、インフレの中、金利を上げても上げても金価格が下がらなったという事実を覚えていてほしい。




米国政策金利と金価格


1978-01-01- 6.70%- 170ドル  
1978-02-01- 6.78- 177
1978-03-01- 6.79- 185
1978-04-01- 6.89- 185
1978-05-01- 7.36- 170
1978-06-01- 7.60- 185
1978-07-01- 7.81- 185
1978-08-01- 8.04- 208
1978-09-01- 8.45- 210
1978-10-01- 8.96- 218
1978-11-01- 9.76- 232
1978-12-01- 10.03- 192
1979-01-01- 10.07- 228
1979-02-01- 10.06- 232
1979-03-01- 10.09- 250
1979-04-01- 10.01- 240
1979-05-01- 10.24- 250
1979-06-01- 10.29- 275
1979-07-01- 10.47- 285
1979-08-01- 10.94- 289
1979-09-01- 11.43- 328
1979-10-01- 13.77- 408
1979-11-01- 13.18- 381
1979-12-01- 13.78- 430
1980-01-01- 13.82- 566
1980-01-21- 13.82- 873
1980-02-01- 14.13- 677
1980-03-01- 17.19- 643


FRB議長

ウィリアム・ミラー
(1978年3月8日~1979年8月6日)

ポール・ボルガー
(1979年8月6日~1987年8月11日)






 
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(※)分析、見通しなどは私独自の調査・手法によるものであり、完全なものではありません。最善を尽くしていますが、保障できるものではないため、投資最終判断は自己責任でよろしくお願いします。






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多忙なため、更新頻度は今しばらく少ない状態になると思いますがお許しください。いつか復活できると思います。ブログの更新は今後も続けるつもりです。金投資家に幸あれ!





2014⁄05⁄30 23:46 カテゴリー:未分類 comment(13) trackback(0)
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コメント



前回の記事にも書きましたが、年足ベースでのサイクル9の中心値(強力な支持線)は2014年で1220.6ドル。現在、この価格帯を何回か試し下抜ける準備に入ったと思います。

その下の支持線(一番強力な支持線)は今年も来年もその翌年も1086.1ドルです(1920ドルを超えるまで) これは年足ベースのサイクル26の中心線。長期上昇相場が維持されるのであれば、年間最安値が仮に1000ドルを試したとしても、年末最後の取引は1086.1ドルを上回って終わるはずです。ジム・ロジャーズも1000~1100ドルのレンジ突入を視野に入れているようです。このレンジに入っても何も驚くことはない。相場としては至って普通。入れば買うと。私も同意見です。

2014/05/31 07:02URL | 投資小僧[ 編集]

お久しぶりです
久しぶりに、投資小僧さんの分析が観れて光栄です。
国内金は、取り組みがどんどん増えている状況みたいで、みなさん、金の買いを魔力にはまっているような感じがします。チャートを金と思わずに見るとやっぱりおかしいなと思っていた次第で、今回のこの、記事でかなり勇気をもらいました。ありがとうございます4000円割れにはまた、買いが集まりそうですし昨日の、4075円で止まるあたりなんか非常に意図的なものを感じます。また、いろいろブログでも金の買いは株がそろそろ限界だからという感じで難平買いが国内は多いということをききました。
1180ドル近辺ではそれなりの戻りをするとは思いますが、かなり期待してもいいのでしょうか?
また、よろしくおねがいします。
2014/05/31 14:36URL | ご機嫌さん[ 編集]


小僧様、更新ありがとうございます。
更新首を長くしてお待ちしていました、お元気でなによりです。
この一年何度も小僧様のブログを読み返し、何も考えず、買った分は忘れる気持ちでコツコツ地金を買い増ししています(恥ずかしい位の額ですが)。
私自身再度円高が来るような気がして仕方ありません、その時は更に買い増ししようかと思います。

また更新楽しみにしています。
急に暑くなりました、どうぞご自愛ください。
2014/05/31 22:23URL | のり[ 編集]


お待ちしておりました(笑)
NY市場株も債券も買われていますが
これからは両方売られることになるかもしれませんね
2014/06/02 05:34URL | アルピーヌ[ 編集]


お久しぶりです。
小僧様が元気そうで何よりです。
またブログの更新楽しみにしています。一年に一度の更新でも見たいと思うブログは他には無いですからね!
いろいろお忙しいようですが、体には十分ご自愛下さい。
2014/06/02 19:43URL | ヒロコ[ 編集]


小僧様、お久しぶりです。
待ちに待った久々の更新ですが、まだまだ$2000達成には時間がかかりそうですね。
気長に待つしかなさそうです。
ドルは崩れそうで崩れませんが、2015年に金の上昇とともに崩れるということなのでしょうかね。
2014/06/04 13:11URL | うさぎ[ 編集]


お帰りなさい。^^
2014/06/04 14:55URL | 小判猫[ 編集]


祝!小僧さんの復活!!
たま~にでも、小僧さんの記事やコメントが読めれば大満足です。

ゴールドの暴落大歓迎!買場がくるのをひたすら待ちます。
このblogにより、金の魔力にとりつかれてしまいました!


2014/06/06 20:10URL | ベリー[ 編集]


お元気で何よりです! ご母堂様を喪われた悲しみも少しは薄らいだでしょうか。同時期に父を亡くしたもので、ゴールドバグ以上の親しみを感じておりました。お手すきの折りにコメントいただけるだけで感謝です。
2014/06/10 00:19URL | kkhn[ 編集]

管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2014/06/11 18:40 | [ 編集]

管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2014/06/18 23:58 | [ 編集]


投資小僧さんお久しぶりです。
私も久しぶりの書き込みです!
さて気になる話が聞こえてきたので書き込みますが
真意のほどは定かではありません。

7月1日実効の新法案“H.R.2847”が動き出し
ドルを30%下落させドル崩壊を自ら仕掛けてドルを救済するアメリカの罠の計画があるとか
ないとか・・・
返済不能のアメリカの借金を帳消しにする法律を
なりふり構ず実行させてくるとの噂も・・

ことの発端は、石油メジャーの元重役であった“リンゼイ・ウィリアムス氏”のリーク(暴露)情報からやって来ているようです。彼は金融世界の支配者の活動に加担し、いわゆる闇の勢力の内部事情にも詳しいとか・・・
ことの真意はよくわかりませんが、いずれにしても個人的には1250ドル近辺は一度買いで成功かとも
思っていますがね~


2014/06/19 23:12URL | 北のてつ[ 編集]


ご機嫌さん、こんにちは

根本的に金の長期上昇相場の流れは変わらないと思いますよ!

のりさん、こんにちは

長い目で、どっしり構えばいい結果につながると思います。

アルピーヌさん、ありがとうございます。しかし、ダウすごいですね!

ヒロコさん、お久しぶりです。そう言ってもらえてうれしいです。ありがとうございます。

うさぎさん、こんにちは
2000ドルまで、長いかもしれません。でも、土台を固めて今度こそ3000ドルへ向かうと期待しています。

小判猫さん、ただいま

ベリーさん、お久しぶりです。ゴールドの暴落期待していたのですが、もしかしたらないかも。下げてもせいぜい1200ドルかもしれないと思う今日この頃。

kkhnさん、ありがとうございます。薄らいだと言ったら嘘になりますが前を向いて生きてます。こちらも感謝です。

○○さん、基本、市場間分析が基本なのでやっているのですが、最近は時間がなくできず。そのうち書けると思います。

北のてつさん、こんにちは

いろいろあると思います。基本、アメリカの借金漬けは変わっていません。欧州も日本も・・つまり、通貨を支配している先進国の多くは。そのうち、また表に噴出してくると思います。

2014/06/20 12:11URL | 投資小僧[ 編集]



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