今週末のNY金価格終値は1778ドル。価格の領域は強気。ただ、そろそろ目先の調整が近そうだ。まだ1800ドルを超える可能性は十分ありますが、日柄・値位置、共にそろそろと言う感じ。今週の高値は1790ドルで、直近高値の1792.7ドル(2月28日)、1804.4ドル(11年11月8日)を目前にして足踏みしている。ここをクリアしてから調整に入ればなお強気。そして、今後の動きは少し複雑になりそうな予感。あくまで私独自のテクニカル分析ですが、1650(支持線は1658.4ドル)~1900ドルのレンジで向こう5~6ヵ月程度保ち合い相場になりそう。その期間は3000ドルに向けての最終エネルギー充電期間になると思う。QE3が決定したのに「なぜ、2000ドルをなかなか抜けないんだろう。やっぱり金は天井なんだろうか?」と思う人が増えてくればしめたもの。市場における買いと売りのバランスを考えると、今後、数ヵ月は、一気に2000ドルを上抜けるより、上がるための土台をきっちり形成してから上昇気流に入る方が健全な上昇を持続させるためには望ましい。できれば、その動きになってくれることを期待したい。今からちょうど3年前、当ブログにおいて「1000ドル以下、さようなら」という記事を書きました。今回は2000ドルという節目。あと数ヵ月、金投資家にとって次なる〇〇波へ乗るための正念場だと思う。金の中期上昇波動ハーフサイクルが4年前後というところにも要注目。
ドイツ銀行、バンクオブアメリカ・メリルリンチの金価格予想
9月18日、ドイツ銀行は2013年上半期に金が2000ドルを突破すると発表。同時に、バンクオブアメリカ・メリルリンチは、QE3の恩恵を受け、向こう6ヵ月で2000ドル、2014年末に向けて2400ドルを達成するとしている。上昇の理由として次のように述べている。「FRBがモーゲージ担保証券(MBS)の買い入れを2014年末まで続け、ツイストオペ終了後に国債買い入れに動くと予想。量的緩和第3弾(QE3)がオープンエンド型であることを踏まえ、金価格の上昇圧力は、政策転換を正当化するほど強く雇用が回復するまで続く見通しだ。われわれはこの時期が2014年末になる可能性が高いとみている」 FRBを中心とした世界的金融緩和によるインフレ期待は強く、今後、金融緩和をやめれば金は下がらざるをえないとも付け加えている。しかし、少なくとも2014年末まではその可能性は低いと言う。また、新興国の需要増加で向こう10年は1500ドルを下回ることはないとも言っている。
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(※)分析、見通しなどは私独自の調査・手法によるものであり、完全なものではありません。最善を尽くしていますが、保障できるものではないため、投資最終判断は自己責任でよろしくお願いします。
2012⁄09⁄22 13:43 カテゴリー:GOLD comment(9) trackback(0)
ドイツ銀行、バンクオブアメリカ・メリルリンチの金価格予想
9月18日、ドイツ銀行は2013年上半期に金が2000ドルを突破すると発表。同時に、バンクオブアメリカ・メリルリンチは、QE3の恩恵を受け、向こう6ヵ月で2000ドル、2014年末に向けて2400ドルを達成するとしている。上昇の理由として次のように述べている。「FRBがモーゲージ担保証券(MBS)の買い入れを2014年末まで続け、ツイストオペ終了後に国債買い入れに動くと予想。量的緩和第3弾(QE3)がオープンエンド型であることを踏まえ、金価格の上昇圧力は、政策転換を正当化するほど強く雇用が回復するまで続く見通しだ。われわれはこの時期が2014年末になる可能性が高いとみている」 FRBを中心とした世界的金融緩和によるインフレ期待は強く、今後、金融緩和をやめれば金は下がらざるをえないとも付け加えている。しかし、少なくとも2014年末まではその可能性は低いと言う。また、新興国の需要増加で向こう10年は1500ドルを下回ることはないとも言っている。
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金のテクニカル
東京金先物価格、目先の上値抵抗線(目標値)4523円達成(9月19日、4540円)
これにより、単なる戻り反発ではなく、強い上昇波に移行していることを確認。同時に調整が入りやすいポイント。しばらくは4540円より上の価格で買うことはおすすめできません。あくまでそれより下の深く急落したところを買うべし。
直近高値4654円、4754円が次の目標値。ここ近いうちにとりにいく可能性はあると思いますが、その価格付近でも買うのは避けるべし。
NY金、目先の上値抵抗線・目標値は1851~1857ドル。
すぐ取りに行くか、もう少し先かは不透明。
また、数ヵ月、霧がかかった相場になりそう。
2012/09/22 14:04URL | 投資小僧[ 編集]
上がって弱気
下がって強気 まったく同感です
何故か逆の人が多いですねlol
NY株の行方も気になります
皆さん強気みたいですが・・
2012/09/22 18:25URL | アルピーヌ[ 編集]
アルピーヌさん、こんばんは
相場は、皆が思う方向の逆に進むひねくれもの
NYダウ、今月は月足ベースの動きで節目になります。今のところ、サイクルで見ると、52ヵ月前の動きに逆行して上昇しています。このまま月末まで強い動きであれば上にどんどん行きそうな気配あり。どうなるかはわかりませんが、月末にテクニカルチャートを掲載しますね。この上昇は、QE3によるインフレ期待によるものか、はたまた11月の大統領選挙が関係しているのか・・ 本当のところどうなんでしょう??
2012/09/23 23:09URL | 投資小僧[ 編集]
一応、現時点のNYダウ月足チャートをUPしました。今は上に放れそうな兆し。ただ、重要なのは月末の状態。今月も来月も月末高値維持であれば、上に放れたと見るべきかも。一方、2007年の高値に迫ってます。今後、達成感から調整も入りやすい。うーん、今は判断が難しい・・
http://blog-imgs-53.fc2.com/t/o/u/toushikozou/NDM12-9-23.png
インド、ドイツ、日本、他、新興国の株見ても上に放れそうな気配あり。上がっても短期だろうか?それとも新たなるトレンドの発生?
中国株だけボロボロ。テクニカルは月足ベースでかなり弱気。まるで昔日本が味わったバブル崩壊を再現しているかのような足取りです。
2012/09/23 23:51URL | 投資小僧[ 編集]
NY株の動き ありがとうございます
76年型あるいは96年型とも言われてますが
世界的金融緩和でジワジワ上昇
大暴落は まだまだ先かもしれませんね
上海株は仰るとおり
来年春頃が底だとは思うのですが
今回の件もあり買う気はしません。。
http://www.elliottwavemarketservice.com/2012/09/the-race-to-debase-is-on/
2012/09/24 04:57URL | アルピーヌ[ 編集]
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2012/09/26 18:44 | [ 編集]
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2012/09/28 18:15 | [ 編集]
アルピーヌさん、こんにちは
世界的金融緩和は、QE3のみならず、QE4と続くように感じます。問題の根っこはかなり深いと思うんですね。というより、問題が悪化・膨張しすぎて手の施しようのない状態かと。
副作用として株高・原油高に見られるような新たなるインフレがまた来るのかも
〇〇さん、こんにちは
裁定はカタイ手法なので知識と技術があるのならいいと思いますよ。ブリオンバンクや商社はその方法で手堅くとってますしね。
私は裁定に関しては、ほとんどやってないです。やるとすれば、限月間で異常にスプレッドが広がった時だけ。
LEASE/LIBORに関しては、やはりご自分でデータを集め検証して実際に使えるかどうか試してみるのがベスト。手間のかかる作業ですが、こういう地道な作業をしていかないと高い確率で勝つための手法は身につかないと思うんです。頑張ってください。
この取引に関しては、紹介している書籍などはほとんど見当たらないですね。自分自身で経験積んで手法をつくりあげていくしかないと思います。私が一番参考にしているのは、スタンダードバンクの池水さんが書いている「ゴールドディーリングのすべて」 これを今手に入れることができるのかどうかわかりませんが、ゴールドフォワード取引の基礎知識をしっかりと書かれています。
△□さん、こんにちは
為替市場、特に円市場に関してはあまりにも市場規模が大きすぎて、はっきりとこれが原因でこの方向に動いていると言い切れない難しさがあります。ちまたのニュースは、そのほとんどがレートが動いた後の後付けかと。グローバルな市場であればあるほど、日本人からの目線ではなく、他国の人から見た場合、日本がどう映るのかが大事だと思います。実際に売ったり買ったりしているメインプレイヤーは外国人であることが多いので。
私個人の相場観では、目先の動きに関して、個々の経済情勢と為替レートの相関関係が見いだせず、わからないというのが率直な意見です。
〇〇の画策はあるかもしれませんね。日本株もバブルが崩壊した時にカラ売りで叩きのめされたようですし。ソロモン・ブラザーズ、ゴールドマン・サックス、 モルガン・スタンレーを始めとする国際金融資本によるものですね。1929年の世界大恐慌以来(いやそれ以前にも小規模のものならありましたが)、大崩壊の裏では、確実に仕掛け(陰謀)と巨額な利益が発生しています。市場はゼロサムゲーム。必ずどこかが大損していれば、それと同等の金額を誰かが儲けています。資産インフレで一般市民からお金を吸い上げて、大崩壊と共に一気に奪い取るというその繰り返し。そりゃーこんな欠陥金融システムの中でこんなこと繰り返していれば金融緩和を永遠に続けなくていけないのはあたりまえ。そのうち、世界のほとんどの人が総貧乏状態になり、ケツの毛まで持って行かれるでしょう。これじゃ人々は、お金の奴隷です。
私の認識では、現在の欠陥金融システムは破滅することがはじめからわかっていて生み出されたもの。完全なる資産略奪システムと言ってもおかしくないでしょう。これを生み出したものたちが真に信じている資産は金だけです。その仲間たちもせっせと金を買いに走っています。そして、彼らが筆頭株主である中央銀行も外貨準備金で最も保有比率が高いのが金(70%以上) しかし、彼らは、人々に金ではなく証券(紙切れ資産)を一生懸命すすめて売ります。これらの仕組み・陰謀を知っている人たちは、証券やペーパーマネーは、真の資産ではなく、あくまで手段でしかないことをわかっています。お金に働かせて、実物資産を得るための仮の資産を増やしているわけです。世界のほとんどの人々は、なぜ自分は貧乏なのだろう?と思いながらも理由がわからずに日々暮らしていると思います。不景気だし、まわりの皆もそうだから仕方ないかと。臨界点に達すれば、政府が悪い、銀行が悪いとデモ。しかし、システム自体が・・・みな気付いていない。
キリがないのでこのへんで
2012/09/29 17:02URL | 投資小僧[ 編集]
>完全なる資産略奪システムと言ってもおかしくないでしょう
これは国家の人たちということでしょうか?
キリがないかもしれませんが このあたりの良書があればお聞きしたい。
2012/09/30 15:46URL | 尖閣島太郎[ 編集]
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