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中央銀行の金買い


IMFの1月末発表では、ロシアを筆頭に各国中銀の金買い越しが続いているとのこと。その中でも、ロシアとカザフスタンが際立っている。そして、ここ最近の傾向としては、特定の国家ではなく、毎月、違う中銀が金を買っている。これは初めての動き。世界的に金準備の必要性を感じている国家が増えているということであり、1980年の外貨準備に対する金の割合60%に対して現在15%ということを考慮すれば、中銀の買い余地は相当大きいと言える。







イングランド銀行
Bank of England:Gold







ここ最近、ドル建て金価格の弱気論が増えている。中には金は大天井を打ったと言う人もいる。弱気派の意見を挙げてみると、米国の金融緩和後退懸念、インドの金輸入制限、ドル高による金下落、リスク選好(オン)で金から株式へ、バーゼルⅢによる規制などなど・・・ まー理由はともかく、2011年9月に1923.7ドルの高値をつけてから長期間にわたって1800ドル超えを3回も失敗していることから弱気派が増えても無理はないと思う。それでは、実際の動きはどうだろうか?先ずは以下のチャートをご覧ください。







NGY13-2-9.png







上記はNY金の年足チャート。なぜ、このようなものを作成したかと言うと、価格は常に振動しているため、相場の真の推進力や強弱を見極めるのが難しい。そこで1サイクルごとでの始まりと終わりを最も重視して、1年単位の始まりと終わりに注目してみたわけです。ローソク足の陽線とは上昇の推進力が働いていることを意味し、陰線とは下落の力が働いていること意味します。ローソク足の幅は推進力の大きさ。上記チャートでは12年連続で陽線。2008年や2011年の大幅調整時でさえも上昇の推進力は維持されたまま翌年を迎えています。2011年の時だけ、上髭の長い陽線が形成されたため、2012年の足は陰線の懸念がありました。しかし、結果は陽線であり、推進力も2011年と比べてどれほど落ちていません。これはとてつもなく強い相場と言えるでしょう。推進力の大きさは大きすぎず非常に安定した強い相場です。年足において現段階で言えることは弱いと思える形跡は皆無です。転換の兆しとなるのは陰線が形成されてから。しかし、陰線が形成されたとしても、それは微々たる兆しです。このような強い相場では単なる押しで終わってしまうことがほとんど。NY金のように推進力はほどほどで安定した上昇を演じている相場の末期とは、そのほとんどが最後にすさまじい上昇を演じて、短期間(数ヵ月)で大暴落してゆきます。NY金の場合だと、おそらく最終局面では1年間の上昇幅が軽く1000ドルを超えると思う。今の金相場はそういった劇的な上昇波は皆無であり、2011年9月の高値からは日柄はすでに1年6ヵ月経過。しかも高値維持。大天井打つなら、おそらくもうとっくに1000ドル以下まで下がっていると思う。日柄も高値から半年もかかっていないでしょう。しかし、現段階では高値維持。そして、テクニカルの上昇トレンドは完全維持。これほど強い相場、そう簡単に終わるはずがありません。チャートが物語る通り、土台となるファンダメンタルズが強固であるからこそ、揺るぎない上昇を12年間もやってきたわけであり、通貨希薄化の土台が揺るがない限り金相場が終わるはずがありません。今後、金価格の動向として考えられるのは、このままひたすら2000ドル以下で横向き保ち合い(中段保ち合い)を長期間続けて、上昇エネルギー蓄積後に3000ドルに向けて爆発するか、いったん1300ドル付近まで調整を入れるかどちらかだと思う。仮に1300ドルに向けて調整した場合、底を打った後、直近13年間で最大の上昇力で急騰すると思う(急騰というより爆発に近い) 2000ドル超えるまでの時間は極めて短い見通し。要はこの下げは弱気の下げではなく、強い推進波を演じるためのエネルギー蓄積運動と考えられるからだ。また、金需要の面でも中央銀行と金ETFの買い残高は全く減らない。金により絶対的な安全を求める向きの需要は依然強気である。今、私が相場を見て感じることは天井とはかけ離れた動きであり、金は次の上昇に備えて今は準備の期間にあるのだろうという印象。







NGW13-2-10.png







現在、NY金価格は完全に方向性を失っています。私自身も目先どちらに動くかよくわかりません。テクニカルも横向き。今は保ち合いの放れ待ちであり、若干上に放れそうな感じがすると思う程度。今後のポイントとなりそうなのは、月足ベースのサイクルにおいて2月から月を重ねるごとに上昇圧力を受けるということです。2月は微々たる程度。3月は少々。4月から6月まで強くその力を受けます。この力に対して素直に順行するか、それとも逆行するかで今後の方向性がわかりそうです。上記チャート参照。






ドル円、目先天井の可能性(単なる調整)


5週連続、火曜下落・木金上昇の強固なサイクルを繰り返していたドル円ですが、今週は完全に逆行。火曜急騰、金曜急落。これは大きな変化であり、少なくとも金曜急落の意味は大きいと思う。そして、週足は久しぶりに陰線。NYダウも上値重く、日経平均も久しぶりに週足は陰線で終了。強い相場ゆえ確信持てませんが、一応の変化は確認。少なくとも転換の兆しにはなると思う。日柄、アストロサイクルも節目を迎えた。2月8日・11日はドル円と日経平均株価の変化日。9日は木星と火星の位置関係が0度でドル円の転換示唆。10日は天井打ちやすい新月。押しの入らない期間は過去最長ですが、3ヵ月はひとつの目安。15~16日にG20を控えていることから11~15日はドル買いは敬遠される可能性ありか。仮に調整入りとなると、株、為替、円建て金、全て調整の見通し。期間は1~3週間の短いものか数ヵ月の長いものかは不明。ドル円は期間の短いものであれば、底打ち後すぐに急騰して95円を達成すると思う。その場合、下値の目安は11~15日は89円02銭、18~22日は89円35銭、25日~3月1日は90円03銭。調整期間が長く深押しするのであれば3月8日までは85円79銭が一つの目安。その場合、2013年の始値が88円11銭であることから、88円11銭以下の滞在時間は極めて短く絶好の買い場だと思う。ドル円年足の示唆するところは12月31日に向けての年間高値。






 
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2013⁄02⁄10 03:22 カテゴリー:GOLD comment(50) trackback(0)











コメント



http://blog-imgs-37.fc2.com/t/o/u/toushikozou/NGM13-2-10.png

上記はNY金月足未来スパンチャート(私独自で編み出した解析方法)

12年間、未来スパンは雲の上昇、そして雲の上壁に沿って上昇を続けてきました。2008年の深押し時は雲の下壁で綺麗に反発。そして、現在は雲の上壁に接触すれば反発という動きを繰り返しています。下にはとても分厚い雲が存在するため、個人的にはこの分厚い雲を下抜けてゆくイメージがどうしても浮かびません。ものすごい抵抗体です。しかも、2月から毎月、この雲は厚みを維持したまま上昇してゆきます。これは未来の価格上昇を示唆しています。まーこれだけ見れば超強気なんですが・・・

現在のポイントでしっかりと反発して1800ドル方向に向かうのあれば未来スパンが雲の上壁で反発するのはこれで3回目です。さすがに3回も反発となると、さすがに下抜けはあきらめて上に抜けてゆくと思います。雲の上下壁も今後せり上がって行きますし。本当は2回反発だけでも強いと言えるのですが・・ 

いろんな意味でもここ2~3ヵ月の動きは注目です!! とりあえず今は中立の姿勢で。



http://blog-imgs-37.fc2.com/t/o/u/toushikozou/DYM13-2-10.png

ドル円月足の未来スパンは、過去40年間、円高から円安へ転換したポイントでは100%、未来スパンが雲の上壁を超えた瞬間、調整か激しい振動期間(保ち合い)に移行しています。現在、未来スパンは雲の上壁を上抜けたばかり。1月の終値は91円65銭。雲の上壁は91円04銭。わずかに抜けています。そして、今月の壁は88円39銭と下降。やはり、そろそろ警戒・注意はしたほうが良さそうですね。今までは一直線に上がってきましたが、これからは少し状況が変わるかもしれません。しばらくの期間、適度に調整を入れながら上昇を続けるか、激しい振動を伴いながら保ち合うかの動きになりそう。

2013/02/10 05:03URL | 投資小僧[ 編集]


小僧さん 各国中銀のゴールド購入・・なんとなく金(部分)本位制への復活を予感してしまいました。

さて小僧さんの「予想」通りこのタイミングで調整となりそうですね。チャンス到来と捉え頑張ります!

ちなみに小僧さんの、ゴールドと、株式・為替に投資される場合の投資目的の違いを伺えれば幸いです。

また年内(天井を打つまで)は国内株式、その後ゴールドへ資産を移行させる皮算用をしていますが、間違っていますか?
2013/02/10 14:07URL | ベリー[ 編集]


来週は、かなり要人発言がありますね。それにしても、甘利さんの13000円発言は来週また、波乱要因ですね。それと日銀総裁会議なにもないと思うがまだ材料的には波乱要素はあるような。最後の吹き上げあって調整を考えます。
投資小僧さんはどう思われますか?

2013/02/10 19:52URL | おっさ[ 編集]


ベリーさん、選択肢として間違ってないと思いますよ。個人的投資目的の違いは、金地金は保険、その他は利ザヤ狙いと分けています。

おっささん、目先どう動くかは難しいですね。波乱ありそうですが、政治的からみと合わせて私にはよくわかりません。見守るのみ。

2013/02/10 23:02URL | 投資小僧[ 編集]


ETFから見た金 

全世界の金ETFの買い残高は現在1677トン
これは過去最高水準

一番シェアの高いSPDR金ETFは1327トン

SPDRが初めて1300トンを超えたのは2010年6月。以降、1200トン台~1300トン台前半で安定推移。

瞬間ピーク

2010年7月 1316トン
2011年8月 1310トン

~以降、しばらく1200トン台で推移~

2012年9月以降は全て1300トン台

2012年10月 1341トン
2012年12月 1353トン(過去最高)


上記データからわかることは、ソロスやポールソンのような大口投資家がこの数年何回か売却したにもかかわらず、安定した資金が常に流入し続けているということ。そして、価格が下げても大きな売却行動はほとんど見られない。それどころか、増加傾向。長期上昇を視野に入れた腰の据わった資金が入っていると思われる。日々のニュースも大事だが、投資家が実際どう行動しているかも大切。少なくともETFの保有者は金に対して強気のようだ。これは国家も同じ。

2008年、NY連銀の金価格操作により金は大暴落しました。しかし、当時、世界中で入手不可能になるほど金地金やコインが売れまくりました。価格は下げても需要は爆発。そして、ほぼパニック状態に。中東では個人でトン単位の金地金を購入する強者が続出したほど。

現在、価格はこう着状態。しかし、世界中で金や銀のブームは依然続いています。それほど国家や銀行を信用できないということなのだろう。ペーパー資産は所詮信用のついた紙切れ。信用を失えば価値は0に等しい。そう、我々はもはや借金まみれの国家と危機を招いた銀行を簡単には信用できなくなっているのである。みなこの金融システム自体がすでに死んでいることを悟っている。はたして、この流れがそう簡単に終わるだろうか?目先のリスクオン・リスクオフ、または金融緩和の問題で金が買われる売られると論じることにいったい何の意味があるというのだろうか?金が強固に上昇を続けている土台はもっと奥深いところにあるはずだ。

2013/02/11 01:01URL | 投資小僧[ 編集]


素朴な疑問ですが、投資小僧さんは金が専門のように思うのですが、なにがきっかけでこれだけの情熱を傾けるようになったのですか?
私みたいなのは単に損得しかみてやっていないのですが他に考えがあるのですか?
アホみたいな質問ですみません。


2013/02/11 09:39URL | おっさ[ 編集]


おっささん、おはようございます。

きっかけは、金に壮大なるロマンを感じたからとしておきます。また、そのうち詳しいことはお話しします。


ドル円また切り返しましたね。月曜の引値が金曜日の高値を超えて終わりましたので、ぐらついたと思った相場がまた元の円安トレンドに戻ってしまいました。本当にすごいです。やはり、95~96円あたりを試して踏みあげないと終わらないのでしょうか?今朝、G7が今週中に通貨安競争回避で共同声明を出す予定というニュースが流れていました。間接的な日本批判とか。目先、日銀会合、総裁人事、G20、日米首脳会談とビッグイベント続きますので、突然の急騰、急落と乱高下するかもしれません。要注意の局面であることは確かなようです。しかし、早く押しが欲しいところです。たぶん、みな同じように考えているので、待っても待っても押しが来ないのかもしれないですね。


日経平均株価週足

http://blog-imgs-37.fc2.com/t/o/u/toushikozou/NHW13-2-11.png

直近高値11408円を一度超えた後、再び割れて先週引けました。足は上髭陰線。この動きを見る限り、やはり、ドル円も株も今週が山場と感じてしまう。

2013/02/12 06:56URL | 投資小僧[ 編集]


なかなか、為替相場は言うこと聞かないですね、毎日誰かがなんかいってますね。さがるんでしょうか?テクニカルではいつ下げてもいい感じですが?



2013/02/13 20:31URL | おっさ[ 編集]


おっささん、直近4ヵ月間では、本日、ドル円と日経平均株価の短期テクニカルは最も弱気です。が、40年間で最も強いパワーでドルは上がってますので下がる確信が持てず。ここで押しが入らないのであればアンビリーバブルです。めったに経験できない相場だと思います。3ヵ月押しなしですが、他金融市場では過去3ヵ月がほぼ限界であることが多いです。

2月8日~11日の転換日柄を超え、一応転換の兆しは確認できました。そして、月曜、ドルは直近高値を超えましたが、翌日、下落して再び、直近高値を割り込みました。この動きは非常に弱気。価格は相当な気迷いを見せています。

2013/02/13 21:24URL | 投資小僧[ 編集]


これら強い円売りの背景には、日米当局が何らかの合意をしているといううわさも聞きます。数時間~1日の僅かな調整も全てドル買い円売りのターゲットとなってますし、CFTCドル円建玉明細が大きく変化しても動きは一直線の動き。異常です。まるで長期にわたりドル高円安になることが当局によって約束されたような動きです。個人が利食いし、密約を知ってるファンドや銀行が安値ですかさず買うという動きを連想してしまいます。


先進国財務相・中央銀行総裁会議の歴史

1971年12月18日 G10 スミソニアン協定
1ドル=360円⇒308円

1973年2-3月 為替変動相場制へ移行

1985年9月22日 G5 プラザ合意
1ドル=235円が1年後150円に

1987年2月22日 G7 ルーブル合意
ドル安とマルク安に歯止めをかけるための合意。協調不十分のため効果なし。

G7やG20での合意が為替にもたらす影響は非常に大きい。非公式での合意もあり、その情報は国民には伝わらないが、銀行やファンドにはその情報が漏れていることが歴史的に多々ある。

2013/02/13 21:27URL | 投資小僧[ 編集]


世界最高のゴールドアナリスト・ジェームス・ターク氏のコメント(2013年1月・2月)

金は何れ8000~10000ドルをつけ、最終的には11000ドルを目指すだろう。2013年、2014年の上昇率は大きく、銀は金の上昇率を上回る。米国の債務危機がさらに再燃する時期が近付いている。歴史は繰り返されるもの。それは財政破綻と金価格の上昇だ。

2013/02/13 21:36URL | 投資小僧[ 編集]


円建て金の理論値

金3000ドル、ドル円110円で東京金は10610円

金5000ドル、ドル円150円で東京金は24113円

金8000ドル、ドル円200円で東京金は51441円

金地金=東京金+200~250円、消費税がUPすればUPした分が売却時投資家の利益となる。

タークも言っているが、金地金を買うことは投資ではなく、富の保存であり、真の価値(労働対価)を守る手段である。金それ自体の価値は変わらない。変化しているのは通貨であり、金価格の上昇とは、通貨の価値が下落していることを意味する。もし、我々が何もしないのであれば、労働の対価として得た資産は日々国家によって搾取されていくのである。

2013/02/13 21:55URL | 投資小僧[ 編集]


今現在もなかなか下げそうで下げない。何があるんでしょうか?G20で何も決まらないとさらに円安でしょうか?どのようにみられているのか教えていただければ幸いです。
2013/02/14 21:32URL | おっさ[ 編集]


G7共同声明の目的とは?

2月12日19時、G7共同声明が発表された。内容は「為替は市場において決定されるべき・・我々は引き続き為替市場に関して緊密に協議し、適切に協力する」 市場はいったん円安容認かと受け止めた。1時間後、ドル円は34銭、ユーロ円は1円円安が進んだ。しかし、再び上値は重くなり22時52分、わずか2分間でドル円は1円以上円高になった。そのきっかけとなったのは、某G7高官が匿名で「市場は共同声明を誤って解釈している。我々は円の過度な動きを懸念し、それを示すつもりだった」と発言したことだった。

ここで一つの疑問。なぜ、匿名である必要があったのか?

この発言後、英中央銀行キング総裁がこの発言を裏切り行為として不快感を示した。「大変遺憾である。匿名の発言は、根拠のない説明だ。声明は文字通り受け止めてほしい」と表明。その後、入れ替わり立ち代わり、G7の各国高官が、火消しに躍起となって表明した。

G7の中で円安によって最も不利益を被るのはどこだろう?

私はドイツだと思う。1月、ドイツのメルケル首相と中央銀行総裁は日本を名指しで批判した。あとは、フランス。しかし、最も批判が強かったのはドイツ。

ここで直近8ヵ月間のクロス円の変動率・円安進行度合いを見てみましょう。

ドル円は、16円51銭の円安で変動率は21%
ユーロ円は33円60銭の円安で変動率は36%

他、クロス円はおおよその変動率は21%前後。

つまり、最も円安が進行したのはユーロ円であり、この進行度合いは過去最高である。そして、ユーロ圏で円安になって最も困る国は紛れもなくドイツである。ドイツは世界第三位の自動車生産国であり、円安に振れると競合する日本車の競争力が高まる。過去、ドイツの経済技術相は「強い円はドイツ自動車メーカーにとって好ましい」と発言していたことがあった。実は2007年2月10日にも現在と同じようなことがあった。ドル円、ユーロドルよりもユーロ円の方が大きく円安に進行していたため、欧州では円安に対して批判が高まっていた。そのため、G7が開催された。今と背景はよく似てると思う。しかし、当時と異なる部分もある。それは、ユーロ圏における円安の進行度合いが今回は大きすぎること。そして、欧州は金融危機のため過去最も体力がない。体力があると言われるドイツでさえ例外ではないだろう。そのため、現在の激しい円安はかなりきつい。おそらく、今回のG7内での建前と本音は、建前は円を名指しで批判しない。しかし、本音は、米国・英国容認、欧州は円安批判といったところではないだろうか?G20では新興国の円安批判は避けられないと言われていただけに、G7はみな同じ考えでいるということを声明でアピールしガス抜きが目的だったように感じる。しかし、今回の匿名声明により各国の足並みは揃っていなかったことが暴露された形だ。とても世界が一致して円安容認しているとは到底思えない。今後しばらくは、波乱の動きが続きそうな予感がする。おそらく、今までのように一直線とはいかないだろう。一方、本日、ジョージ・ソロスが3ヵ月間の円安トレードで930億円の利益を得たと伝わった。このニュースを聞いて、最近の押しが入らない相場に妙に納得。やはり、スミソニアン協定以来初の米国による円安容認という強力なサポートがあると思う。昨年秋から続く安倍首相の強気な緩和発言も、米国からのGOサインで支えられているものと感じずにはいられない。

現在、ユーロ円がテクニカルでは崩れる寸前。ドル円、他クロス円も兆候があるため、やはり目先の調整は濃厚かもしれない。

2013/02/14 23:00URL | 投資小僧[ 編集]


記事「ドル円、目先天井の可能性(単なる調整)」に記載してますドル円下値の目安は、記事を書いた時よりも円安のピークが41銭進行したため修正しています。


2013/02/14 23:31URL | 投資小僧[ 編集]


昨日発表されたユーロ圏のGDP(2012年10~12月)はドイツを含め伸び率は前期比0.6%減と予想を下回る形となりました。景気回復が期待されていただけに今後不安が再発。これによりユーロ円は急落。

2013/02/15 10:56URL | 投資小僧[ 編集]


ご意見お聞かせください。
NY金は最近軟調ですよね。一目では雲の下限をトライしようとしています(週足) ドル円も踊り場と仮定した時には 東京金はどのくらいの調整を見ておられますか?NY金のはっきりした動きが見いだせない怖さがあります。
2013/02/15 14:43URL | iguzou[ 編集]


iguzouさん、こんにちは

正直、NYの動きがはっきりしないので東京金の押しが浅くなるか深くなるか個人的には見通しが立ちません。すいません。

一般的に東京金のチャートだけを見れば一つの上昇波は終わったように感じます。2012年7月24日の3940円を起点として5081円まで1141円まで上昇しました。私が以前目標値として示していた一目の計算値5033~5100円の範囲内で高値をつけたので、普通に考えればその先は深押しとなります。その場合、4500円前後、もしくはもう少し下もありえると思います。でも、高値圏保ち合いで押しが浅くなる可能性もあります。

今後は、NYが上がろうと下がろうと、円建て金に関しては押しが浅くなるか深くなるかの違いで、強固な上昇トレンドが崩れることはないと思います。相当に強い波動ですし、仮にNYが1300ドルまで下がったとしても円建て金は4000円を割れないでしょう。

円建て金に限っては、NYの動きを無視して、ドル円の動き、東京金の動きだけ見ていてもいいくらいです。

今回に限っては6ヵ月半上げ続けた相場ですので、調整もそれなりの期間・それなりの幅も視野に。あせって買うのだけはやめたほうがいいと思います。

2013/02/15 15:13URL | 投資小僧[ 編集]

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2013/02/15 18:41 | [ 編集]

sasuga.sasuga@docomo.ne.jp
やっと動いたと云う感じですね。でも、まだ揺さぶりはあると思いますね。こんだけしつこかったんですからまだ、ありそうな感じがするんですが、考えすぎです?そういえば、今日日銀総裁候補で武藤さんの名前が上がって円高になったと書いてありましたが、私自身武藤さんは無いと思っているのですが投資小僧さんはどう思われますか?私はそれがあるのでまだ本格的に円高にならないとかってに思っていますがどうなんでしょうか?考えを教えて頂ければと思います。
2013/02/15 20:54URL | おっさ[ 編集]


金がかなり下げて来ました。投資小僧さんの考えで1300ドルということが出ていますが、これは、1520ドルを切った場合のことですよね?月間足をみると3波の天井が1920ドルで考えたたら今が4波の修正状況だということでしょうか?
これから、5波目の流れをつくりにいくための下げつまり4000円は切らずともそれぐらいの下げは十分にあるということでしょうか?何分素人なので質問がうまく伝えられないのですがもしよろしければアドバイスください。
よろしくお願いします。

2013/02/16 11:18URL | おっさ[ 編集]


いよいよ、水星逆行が始まりますね。圧倒的に保ち合いが多いと前の記事を読み返していたところです。投資小僧さんは今回はどのようにお考えででしょうか。よろしくお願いします。
2013/02/20 20:18URL | おっさ[ 編集]


ソロスの金売り。市場はかなりショック反応しましたよね。東京金も弱くなりつつあります。
限りなく無理とおもっていたレベルまでくるとNY1300ドル待つか!?と心理が揺れますね。
個人のパニック的な買いを夢見て勇気を出す所存です。
2013/02/21 12:19URL | iguzou[ 編集]


リバウンド狙いはよくないと感じております。ついつい買ってしましそうですがこのまま、ガマンして安いところを買いたいと思います。
小僧さんは4000円のどっかという感じだと思いますが今後の考えをお聞かせください。
よろしくお願いします。
2013/02/21 14:12URL | おっさ[ 編集]


自分都合でクレクレと必死な方がいらっしゃいますね。
小僧さんも困ると思いますので控えた方がよろしいかと。そもそも無許可で個別にエントリーポイント等を助言することは法律で禁止されているのですよ?コメント欄が開放されているからといっても、読者は最低限のマナーを守るべきだと思います。
たくさんの書き込みがあるわけですから、そこから自己判断すべきです。
2013/02/21 15:33URL | Back[ 編集]

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2013/02/21 15:51 | [ 編集]


私もBack URLさんに同感です。

質問攻めは、見ていて不愉快です。
投資小僧さんの過去記事や読者さんのコメント等を参考に自分の判断で売買しましょう。

2013/02/21 16:55URL | カノープス[ 編集]


Backさん・カノープスさんのご意見に賛成です。競馬場の予想屋さんに聞いている見たいですよ・・・。ここは、競馬場ですか?
2013/02/21 17:29URL | ken[ 編集]

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2013/02/22 22:42 | [ 編集]


太字の文
なんか良く判らなねぇが・・
男らしくねぇよな!?グズグズして・・。
2013/02/27 00:24URL | 翔[ 編集]


ソロスの売却に次いでゴールドマンも下方修正
しましたね。
これは暫く低迷する感じがして来ました。
それとも金相場が終わったのか。

ゴールドの見通しを大幅下方修正
3ヶ月のゴールド価格予想の3ヶ月を1825ドルから1615ドル、6ヶ月を1805ドルから1600ドル、1年を1800ドルから1550ドルに大幅下方修正。なんと200ドルから250ドルも引き下げました。
2013/02/28 07:16URL | たかりん[ 編集]


三菱モルガンも28日付けでドル高、金とユーロ安が2016年まで続くと
予想しているけど、どうなるか。
それにしても2016年まで低迷じゃつまらないな。
金に関しては底を抜けるみたいだ。
http://www.sc.mufg.jp/report/mt_report/index.html

2013/02/28 22:13URL | たかりん[ 編集]


実際の所、多くのアナリストが金の今後を予想してるが、ほぼ誰も当ってない事実。
強気の人もいれば弱気の人も居る、まっ下げれば買うだけさ。
2013/03/01 00:04URL | プロメチウム[ 編集]


ただ気になるのは2008年からの単純なトレンドラインが完全に今は崩れていると思います。
今はやすやすと買える時期ではないと個人的に思いますよ。
2013/03/01 01:48URL | まげる[ 編集]

そろそろ反発か?
みんなが弱気になってきた。そろそろ反発だろう。参考になります。
2013/03/02 08:18URL | ビート[ 編集]


確かに、弱気派の意見が増えて来ましたね。 底は近いかも!!
2013/03/02 11:36URL | プロメチウム[ 編集]

人生と金投資
五年ほど前から金投資に興味を持ち、小僧さんのブログに出会い、悪戦苦闘しながらやっと少し、金投資と人生が同じであることがわかりました。

広く回りを眺めながらチャンスの時を待つ事、一見ピンチに見える時がチャンス到来である事、失敗した自分を素早く・素直に認めて修正する事、己が決めたルールは己が守る事。善くも悪くも事実が現実である事。

理屈では分かっていても実践は本当に難しい。何か修行僧にでもなるような気持ちで取り組まないといけないような気がしています。

現在小さな畑で野菜を作っていますが、「土壌を整えて種を撒き、芽が出て実が成るのをじっくりと待つ」自然界も投資の世界も同じですね。

「極楽目指して投資をするが、執着と焦りは地獄行き」
2013/03/02 15:52URL | como[ 編集]

はじめまして、買っちゃいました。
 はじめまして、投資小僧様。充実したブログをありがとうございます。先行きは不透明ですが、三月の二週ということで、金を買っちゃいました。私が買うと、もう一段の下げがあるというのが経験則なので、とりあえず、投資予定金額の五分の一。五月中に予定額を購入できればよいかなぁと思っています。
 初めて金を買いますけど、残念ながら、1540で現物ではありません。でもまさか、自分が金を買うなんて思っていませんでしたから、楽しみです。なんでも買ってみなければ判らないことも多いし、なんといっても買ったほうが面白いですものねぇ。お金がいっぱいあったら、現物の上に布団を敷いて寝てみたいなぁ。
 私は、残念ながら、日本政府の破産は不可避と考えています。ということで、保険での金の購入です。保険料を無料とはいいませんです、せめて2015年まで破産しないでくださいませ。
 投資小僧様には、今後も面白いお話をお聞かせください。よろしくお願いいたします。
 
2013/03/05 19:43URL | かめ[ 編集]


いやいや、前回の金売りはサクッとロスカットになってしまいました。残念。

さて、今日のドル円。最後の踏み上げにしか見えません。注意した方がよさそうです。
2013/03/08 23:58URL | ちょび[ 編集]


ドル建て金の瀬戸際の動きがもどかしいですね。
まさに崖っぷちです。

株などの上昇相場は踏み上げっぽい動きでしたね。日本株の空売り比率が1日で10%近く減っています。この減り方はすごいです。

3/15天底説は如何に。。

2013/03/10 22:21URL | ずら[ 編集]


小僧さん
ゴールドはかなり強く、株式もずーと強いままです。為替は変動がとても大きい・・小僧さんの見通しをまたお尋ねしたいです。
(最近は地震も多い様です。相場への影響も気になります。)

ところで、ゴールドの超長期見通しはどうなるでしょうか?例えば50年先・・

私は、現行の通貨制度がきしむなか、ゴールドの価値は非常に高まると思いますが、新しい富の配分システムが築かれたらゴールドの価値は失われていくように感じます。
2013/03/15 12:17URL | ベリー[ 編集]


投資小僧様

今日は3月18日・・以前におっしゃられていた上昇トレンド入りの可能性のある期間に入りましたね。

預金封鎖のテストと思しきキプロスの件等、きな臭くなって参りました。
歴史上デフォルトを繰り返すペーパーマネーでなく、最強通貨ゴールドの時代がますます近づきつつあるように感じます。。
2013/03/18 22:36URL | ∞[ 編集]


小僧さま
最近、記事やコメント返信が止まっていますが、お忙しいのでしょうか?
このようなblogを運営することで、何らかの妨害を受けたりされていないか心配になります。

また素晴らしい記事や小僧が掲載されるのを楽しみにしています。
2013/03/23 21:24URL | ベリー[ 編集]


みなさま、こんにちは

多忙なため、返信・更新できず。

あと数日で更新できると思いますのでもうしばらくお待ちください。

基本的な今後の見通しは今までに書いた記事と全く変わらずです。

金は長期強気(最低3000ドル、5000~8000ドルも射程圏内)、中期は1500ドル以上~2000ドル以下でひたすら保ち合い振動か1300ドル方向への調整。2013年中に2000ドルを超える確率はかなり低い。これもずっと以前と見通しの変化はありません。

現在、1年単位のテクニカルは13年間で最も弱気。だからと言って1526.7ドルにある節目を大きく下抜けるかどうかは全くわからない状況です。金はギリギリのポイントで13年間しつこく復活してきた経緯がありますので、正直、どっちに傾くか個人的にはさっぱりわかりません。ホント難しい。

今週末、昨年秋からスタートした円安トレンドに初めて大きな変化が出ました。それは、ドル円の週足で、前週の高値を更新せず安値を更新するというものです。おそらく、4~6月くらいまでは調整継続と反発しても上値が重い展開が予想されます。年足のパターンを見ると、年末が一番高いと予想されますので、調整終了後はまた強い円安と株高(日本株)に戻ると思います。



NY金は、長期上昇サイクルで見ると現在のポイントは底を打って、今後大きく上昇波動に移行しなければならない時期です。現在、少しづつ上に傾き週足は2週連続陽線。今、そのサイクルの力に押されてるため上がってきているのだと思います。そして、週足終値ベースでは1566.8ドルが節目であり、現在、その部分は下抜けず維持されているため上昇トレンドは継続中。しかし、テクニカルは現在13年間で最も弱気なため、もしかしたらこの反発は単なる戻り反発かもしれません。次第に上値が重たくなるようなら要注意。ここ2~3ヵ月以内に下抜ける可能性が出てきています。

東京金は12年6月から13年2月まで続いた短期上昇波が終わり、現在調整継続中の見方。現在の反発は単なる戻り反発で二番天井という認識。しかし、ローソク足の形成が判断するにはまだ不十分であり、3月最終週の週足と3月の月足形成が大きなカギになると思う。一方、弱気の考えが否定されるのは週足が陽線かつ週末5023円以上で終わった時。その場合、上値は重いながらもその後の押しは浅く、4650~5100円前後の範囲で3~6ヵ月前後保ち合い、新たなる強い上昇波に移行すると思う。逆に、このまま毎週週足陰線で下げてゆくのでれば、1~2ヵ月は調整を続け日足で75日平均線(現在の重要支持線)を下回り200日平均線前後までいったん下げるかもしれない(200日線は上昇中で毎日変化する。現在、4449円) NYが1500を割れるなら4000円前後まで下げるかもしれません。

東京金もNY金と同じで、今後、横向き保ち合い振動か大きな調整に向かうかどちらかだと思う。その意味では、しばらく様子見が必要であり、現在、買うにはリスクが高すぎると思う。

記事には図もつけてもう少し詳細に現状分析したものを掲載します。

まー 投資家ジム・ロジャーズも口すっぱく何回も言っていますが、10年以上まともな調整なしに上がり続ける相場なんて普通ありえないわけで、金は特別かつ異常な相場なわけです。人の心理が働く以上、強い相場であってもどこかで大きな調整が入るのは必然で、ジムはここ1年ほど今の金相場を疑って見ています。おそらく調整に入るだろうなと。そしてこうも言い続けています。「今保有している金は売らない。しかし、今は買わない。買いたくて買いたくて仕方ないが、私は安いところで買うことを好む。通貨の危機、そして潜在的インフレは終わるどころか、むしろひどくなっているのだから、私は今後も金を買い続ける」 日本はブルマーケットであることもしきりに強調していますね。

2013/03/23 23:11URL | 投資小僧[ 編集]


投資小僧様

お元気で良かった!
忙しいなかいつも貴重な情報ありがとうございます。
気長にお待ちしてますので、どうぞお身体にはご自愛を。
2013/03/24 00:00URL | のり[ 編集]


投資小僧様
待ってました。
お元気そうでなによりです。
お忙しいとか?どんな事をされてるのかなと
思い廻ります。
近日中にまた記事をアップして下さるそうで
楽しみです。
多彩な内容にわくわくして待ってる人は多いと思います。
ご無理の無いようにどうぞ宜しくお願いします。
2013/03/26 23:55URL | yoshi[ 編集]


米株式市場について2009年以降はさほどベアには見ていなかったとした上で、今後についてはダウンサイド・リスクの方が大きいと指摘した。
中央銀行が流動性を供給すると、そのマネーは経済システムに均等にいきわたるわけではない。
マネーは主に金融産業に滞留し、それにアクセスできる一部の裕福な人たちを潤す。
労働者には行き渡らない。
1997年から2000年3月の間のように、時折、量的緩和はNASDAQを押し上げることもある。
2008年から2008年7月までは、世界経済がすでに不況入りしていたにも関わらず、コモディティを押し上げた。
もっと最近では、一部の新興国経済を押し上げた。
インドネシア、フィリピン、タイの株式市場は2009年の安値の4倍になった。
今は米株式市場を押し上げている。
バブル、バブル、バブルを生んでいる。
いつかはバブルは終わる。
心配なのは、それがシステミックな危機に発展することだ。
そうなると、避ける手立てがない。
たとえ金であっても、システミックな危機からは逃れ得ない。
ファーバー氏が「システミックな危機」と呼んでいるのは、
 ・金融システムの崩壊
 ・カウンターパーティー・リスクの顕在化
のことであろう。
株に投資をして投資対象が生きていたとしても、金融システムが崩壊していれば、投資家には投資回収の手段はない。
何かのポジションで含み益があっても、取引の相手方が破綻してしまえば、利益を回収することはできない

それが、金投資でも起こりうるという意見だ。
安全な金投資というのは、金塊を手元に持っておくことなのだろう。
しかし、そうだとしても
 金を妥当な価格で買ってくれる買い手がいないと意味が無い
 金の売却代金として意味のある通貨がなければ意味が無い
ということなのだろうか。
ファーバー氏のお家芸「弱気」が全快だ
2013/03/28 19:32URL | こがねむし[ 編集]

金よりも現金、それよりも---
東日本大震災をみると危機直後、金をもっていたって換金できなければま物は買えない、現金がものをいう。しかし現金をもっていたって店に商品がなけりゃ食べ物は手に入らない。食べ物を作っていればその心配は無い。盗難というリスクはあるが。冷静に考えると今の世の中はかなり危険な状態である。ようはリスク管理はバランスの問題だ。

2013/03/30 08:29URL | ビート[ 編集]

2013/03/31 12:00URL | アルピーヌ[ 編集]


アルピ―ヌ氏、登録してログインしないと見れないじゃん
2013/03/31 17:49URL | wot[ 編集]



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